よくある諸症状


手や足や顔がむくむ

むくみを医学的には浮腫と呼びます。長時間の立仕事やご高齢の方に多いものは、静脈弁の異常や筋ポンプ機能の低下による血液のうっ滞が原因かもしれません。足を上げて寝ているだけで良くなる場合もありますが、それでも改善しない場合は薬物治療が必要になります。浮腫自体は見た目の問題だけと感じる方もおられるかもしれませんが、浮腫が単純にあるだけで疼痛や皮膚障害の原因になることもあります。

内臓の異常から来ている場合もあります。足の浮腫は原因臓器で考えると、心臓(心不全)、肝臓(肝硬変、肝不全)、腎臓(腎不全)、甲状腺(甲状腺機能低下症)が代表的なものになります。足だけでなく他の部位にも浮腫がある場合は要注意です。

臓器以外の原因として、リウマチに代表される膠原病の可能性があります。膠原病は色々なタイプがあり症状も様々で診断も難渋することが多いです。最初は浮腫だけだったけど、徐々に痛くなってきたり、皮疹が出てきたり、熱が出てきたりといった場合は可能性が上がってきます。

「むくんでいる足なんて医師に見せられない」という患者さんも診たことがありますが、心配せず気軽にご相談ください。当院では血液検査、尿検査、レントゲン、エコー(超音波)を行うことができます。診断・治療が難しい場合は専門医療機関へのご紹介もいたしますが、多くは当院で治療していけると思います。